サッカー韓国代表出身のFWチョ·ヨンチョル(33、栃木シティ)が現役引退する。
栃木は4日、ホームページを通じて「球団所属のチョ·ヨンチョルが2022シーズンを最後に現役を引退する」と伝えた。
チョ·ヨンチョルは「夏から父の健康が悪化した。 韓国に帰って父に少しでも力になりたかった」と引退理由を明らかにした。
チョヨンチョルのコメント
「栃木シティのサポーターの皆さん、そして僕を応援してくださってるファンの皆さん!こんにちは!チョヨンチョルです。
今シーズンをもって現役引退する事を決めました。
いきなりの事でびっくりする方もいると思いますが、色々考えて韓国に帰る事を決めました。今年の夏頃から父の健康状態が悪化してしまい、今は必死に治療に専念をしています。16歳の時からずっと海外生活をしている僕はこれまで家族と過ごす時間が持てず、そのことが心残りでした。
今回決断した理由は、韓国に帰って家族との時間を過ごして父に少しでも元気を与えたいと思いました。僕がサッカーを長くプレー出来たのも父のお陰であり、父のサポートが無かったら今の自分はいないと思います。
家庭の話が長くなりましたが引退を決める理由としてきちんと皆さんに伝えたかったです。
日本でプレーするチャンスをいただいた横浜FC、アルビレックス新潟、大宮アルディージャ、FCティアモ枚方、栃木シティの全ての方に感謝しています。そして僕の事を応援して下さった沢山のファン・サポーターの皆さんには言葉で表現できないほど感謝しています。その温かい気持ちは一生忘れないです。
またいつかどこかで必ず会えると信じています。
まだまだ伝えたいことは沢山ありますが、これで最後の挨拶とさせていただきます。
2007年〜2022年の長い間本当に本当にありがとうございました。
またどこかで、笑顔で会いましょう!」
チョ・ヨンチョルのプロフィール
生年月日:1989年5月31日(33歳)
身長/体重:180cm/75kg
出身地:韓国
ポジション:FW
経歴 : 横浜FC(2007~2008) – アルビレックス新潟(2009~2011) – 大宮アルディージャ(2012~2014) – QatarS.C(2014~2015) – 蔚山現代(2015~2018) – 慶南FC(2018) – アルビレックス新潟(2019) – FC ティアモ枚方(2020~2021) – 栃木シティ(2022)
韓国U-20代表(2007~2009/17試合15ゴール), 韓国U-23代表(2008~2012/16試合4ゴール), 韓国代表(2010~2015/12試合1ゴール)